年齢が若いと役員運転手になれない?技術やマナーが備わっていれば問題なし!

公開日:2022/06/01   最終更新日:2022/06/17

役員運転手とは、企業の社長や役員専門の運転手です。役員を目的地まで安全に送迎し、スケジュール管理の面でもサポートする重要な役割を担っています。しかし「役員運転手は年配のベテランドライバーしかなれない」との噂があります。本当に年配のドライバーにしか、役員運転手になれないのでしょうか。その真偽を調査します。

年齢が若いと役員運転手になれない?

役員運転手は、ベテランで落ち着いた年配の方が多いイメージがあります。経験豊富でビジネスマナーが充分に備わっており、物腰がやわらかな印象もあるでしょう。しかし当然ですが、役員運転手に法律や法令などでの年齢制限はありません。

求人で「〇歳以下」の制限は見たことがあっても、「〇歳以上」の制限を見た人は少ないのではないでしょうか。なぜ年齢が若いと役員運転手になれないイメージがあるのか。それは役員運転手に求められる能力の印象が強いからでしょう。

役員運転手は、企業の重役である役員を安全に送迎する任務があります。そのため交通ルールの認識不足や、危険な運転をするドライバーは論外です。年配の運転手は、その経験から交通ルールも熟知しており、安全で安心できる運転をする印象があります。またビジネスマナーが充分に備わっており、役員や取引先に対しても丁寧な対応ができるでしょう。

しかし最近では、若い経営者が増えた背景もあり、役員運転手に若い年代の方を起用する企業も増えています。年配の運転手は、長年の経験から柔軟性にかける場合があります。自分の仕事に自信を持っているため、自分の意に反する指示に従えない事もあるようです。

また役員運転手は運転以外の業務を頼まれることがありますが、運転以外の業務に抵抗を持っており、すぐに引き受けてもらえないケースもあります。その点、年齢の若い役員運転手は素直で柔軟性があります。運転以外の業務でも素直に引き受けたり、役員の指示にも速やかに対応できたりと、重宝されるでしょう。

また若い役員運転手のメリットは、体力面でポテンシャルが高い点です。年配の運転手は、持病を抱えて働いている人も少なくありません。持病のために急に欠勤したり早退したりするようでは、会社全体の信頼にも関わります。

このように、年配のベテラン運転手だからといって必ずしも安心とは限りません。若い年代であっても、役員運転手にふさわしいスキルや教養を持ち合わせていれば、充分活躍できると考えられます。

役員運転手になる上で必要とされる能力

年齢に関係なく、役員運転手に求められる能力は数多くあります。最たるものは、運転スキルでしょう。普通自動車第一種免許さえあれば、誰でも役員運転手になれます。

しかし危険運転やマナーの悪い運転をするドライバーには、ハンドルを任せられません。ましてや会社の重要人物を乗せる車です。安全かつ時間に余裕を持って目的地に送り届けてくれる運転スキルは、役員運転手の必須条件です。

次に重要な能力が、ビジネスマナーです。運転手にビジネスマナーが必要なのかと問われそうですが、役員運転手のビジネスマナーは運転スキルと同じくらい重要です。言葉遣いや身だしなみ、周囲への気配りなど、役員運転手にはビジネスマンとしての高いクオリティが求められます。

ほかにも土地勘やスケジュール管理能力、守秘義務の理解と徹底など、身につけるべきことは多々あります。しかし努力次第で充分手に入れられますので、今から役員運転手を目指しても決して遅くはありません。

若い方が役員運転手を目指すメリット・デメリット

そもそも役員運転手の年齢は、業務上、何も問題ないはずです。若くてもしっかりした方はたくさんいるうえ、運転技術でもベテラン運転手に勝る人もいるでしょう。役員運転手を目指す人は、ぜひ挑戦してみましょう。ここからは、若い方が役員運転手を目指すメリット・デメリットについて紹介します。

■メリット

役員運転手には特別な資格は必要ありません。普通自動車第一種免許さえあれば、業務に就けます。タクシー運転手と異なり、安定した収入も期待できるでしょう。普段の生活ではなかなか体験できない、貴重な経験ができるのも魅力です。役員と常に近い距離感で仕事することで、ビジネスの深部を垣間見られる点でも、役員運転手を目指すメリットは十二分にあります。

■デメリット

メリットの多い役員運転手ですが、もちろん多少のデメリットもあります。役員運転手は送迎の前後、一定の待ち時間があります。長ければ数時間程度、その場で待機しなくてはいけません。その際、運転以外の業務を頼まれることもあります。雑用とも取れる他部署の手伝いでも、快く引き受ける柔軟性が必要です。また時間外勤務の可能性もあります。残業や早朝からの出勤、休日出勤など、不規則な勤務となる可能性も視野に入れておきましょう。

 

年齢よりも本人の持つ運転スキルやビジネスマナーが重要です。単純に年齢の若さで、夢を諦めるのではなく、スキルやマナーを磨いてから求人に応募してみましょう。また採用後も学ぶ姿勢を忘れず、謙虚に努めることが自信の成長にもつながります。役員運転手は非常にやりがいのある仕事で、人としてのレベルアップも期待できます。興味のある人は、ぜひ役員運転手に挑戦してみましょう。

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